各種検査

当院では、下記のような検査を行っております。

純音聴力検査

どれくらい小さい音まで聴き取れるか調べる検査です。いろいろな高さの音を使って調べます。

語音聴力検査

言葉の聞き取り検査です。難聴の詳しい分類の評価や補聴器の適合性を調べるために行います。

耳鳴検査

耳鳴りの大きさや音色が実際にどのようなものなのかを、実際に音を聞き比べながら検査します。

耳小骨筋反射

大きな音を聞いた時の耳における反射を調べる検査です。難聴の精査や顔面神経麻痺の評価などに使われます。

ティンパノメトリー

鼓膜に圧力をかけ、鼓膜の動きやすさを調べる検査です。滲出性中耳炎などの中耳の病気の有無や、耳と咽頭をつなぐ管の働きを評価します。

眼振検査（眼球運動）

めまいの評価に重要な検査で、自分の意志と関係なく眼球が動く現象があるかないか、その動きの方向や規則性などを調べる検査です。

アレルギー検査（RAST）

特定のアレルゲン（アレルギーを引き起こす物質）に対する血液中の抗体の有無を調べる検査です。アレルギー性鼻炎の原因を探るために行います。

静脈性嗅覚検査

「におい」がわかりにくくなった時に行う検査です。ビタミンB1製剤を静脈注射して、特有のにおいがするかどうか、そのにおいの持続時間を調べます。

細菌・ウイルス迅速検査

鼻腔や咽頭を綿棒でぬぐい、ウイルスや細菌の有無を検査します。インフルエンザ、A群溶血連鎖球菌、アデノウイルス、ＲＳウイルスなどについての検査をしています。

内視鏡（ファイバースコピー）検査

肉眼では詳細に見ることの困難な耳、鼻、のどの患部を、内視鏡を用い直接観察します。画像はモニターに表示されますので、一緒に見ていただけます。

細菌検査

中耳炎や副鼻腔炎などの感染症の原因となっている細菌の種類や、その細菌の薬に対する感受性を調べます。